最近在宅勤務は今や当たり前のようになりましたが
在宅勤務の状況につきまして
2020年10月にパソナ総合研究所が、在宅勤務を行った1,079名に対して、
アンケート方式で調査をしています。
出社時と比較した在宅勤務時のパフォーマンスについて
☆上司及び部下とも「低下した」との回答が「向上した」を上回っています。
〇全年齢での回答
(上回った23.5 変わらない41.0 下回った35.5)
☆ しかし20・30代のみの回答では「向上した」と答える割合が高かった。
(上回った40.9 変わらない33.3 下回った25.8)
☆管理職が考えるチームのパフォーマンスが低下した理由は、次のように挙げて います。
➀ 「チーム内のコミュニケーションが低下した」
② 「各人の業務状況の把握が困難」
③ 「リモートワークに向かない職務」
④ 「在宅では集中しづらい環境である」
☆パフォーマンスの最適化のため在宅勤務はどの程度であるべきか
〇「週に2・3日」という意見が最多
☆在宅勤務をした結果、気持ちにどのような変化があったかというと問いには
➀「仕事以外の生活の重要性をより意識するようになった」
理由を「家事や家族とのコミュニケーションに使う時間が増加したため」が6 割いた。
②家事分担については、
男性では「公平に分担するようになった」とする割合が増加したとしたが
女性側の認識には大きな変化は見られない。と答えています。
③地方移住については25%が「関心が高くなった」と回答し、若年層ほどその割 合は高く出ています。
④健康面の変化は、「全体では運動不足による体重増加と体力低下」と4割弱が回答し
若い年代ではメンタル面で(孤立感)をあげる割合が高めとなっています
あまり意外な結果でなくほぼ想定通りの内容かと思いますが
今後もしばらくは在宅勤務は続くでしょうが
コロナ収束後においては
年齢が若い会社ほど定着していく方向性が見てくるように思います。