厚生労働省の 労働経済動向調査として
(令和3年8月)の調査の報告がされてます。
〇全産業の売上額の予想と実績
よいと答えた人と 悪いと答えた人の差をポイントで表していますが
(”△”は悪いと答えた人が良いと答えた人より多い状態です。
見込みは、前の期からの予想で、実績はその期の実態となります。)
令和2年7~9月期 見込み △22 に対して 実績 10
令和3年1~3月期 見込み △2 実績 0
令和3年4~6月期 見込み △1 実績 9
令和3年7~9月期 見込み 1 実績 未集計
令和3年10~12月期 見込み 4 実績 未集計
※ 6月までの予測は厳しいかったが、実績はそんなに悪くはなかったようです。
そして7月以降の予想は、プラスに向いています。
全部は紹介できませんが、産業別には当然ばらつきがあります。
特に、建設業が4~6月期の予想に対して実績が良かったのですが
7月以降は厳しい予想になっています。
令和3年4~6月期 見込み △4 に対して 実績 12
令和3年7~9月期 見込み △7 実績 未集計
令和3年10~12月期 見込み △4 実績 未集計
それと関連しているかと思われますが、
不動産業の7~9月期の実績予測が△11とかなり落ち込んでいました。
〇全産業の労働者の不足感と過剰感の意識調査ではコロナ渦でも不足が多い状態です。
令和3年2月 不足34 過剰 7
令和3年5月 不足34 過剰 6
令和3年8月 不足34 過剰 5
※ 過剰と答えたポイントが少しずつ下がっています。
過剰感が解消されると今度は不足感の上昇につながっていくと思われます
〇明るい見通しとしては
売上額の調査で、宿泊飲食業は最も悪く6月期の実績は△25でしたが
10~12月期の見込みはプラス9であると回答しています。
いよいよコロナともおさらばで、
見込み外れの実績が出ることを願ってやみません。